860 :名無しさん@おーぷん 2016/04/22(金) 12:25:08 ID:mNv
同級生でとても運がいい奴がいた。以下Aとする。 くじ運がよく、ジャンケンも強く、クラス替えでいつもいい担任に当たり テストのヤマも百発百中とまでは言わんが八割くらい当て、 ヤンキーにからまれるだのちょっとした災害だのはすべて回避し、 自分でも強運の自覚があるため、態度が堂々としていて自信にあふれ、人気者だった。 別にイケメンでもないのに、自信に満ちた態度が魅力的なのか女にもモテた。 就活でも、運と自信あふれる態度でかなりいいところから内定をもらい就職した。 知る限り、そいつは34歳までは順風満帆な人生だった。 給料はけっこうな額をもらい、複数の女をキープし、いい車に乗っていた。ある時そいつが「財布落とした」とメールしてきた。 へえ、こいつにしては珍しい不運だなと思ったからよく覚えている。 仲間内でもちょっとした話題になった。 「Aが財布落としたらしい」「あいつの強運もついにここまでかw」と冗談になった。 でもそれが本当になってしまった。



861 :名無しさん@おーぷん 2016/04/22(金) 12:25:28 ID:mNv
まずAの母親が転んで骨折し、入院中にまだ60代なのにボケてしまった。 Aは一人息子で独身だから、AとA父で面倒を見るほかなくなった。 施設に入れるには何かのランクが足らないとかで、入れるまで何年も待たなければならないそうだった。 Aの勤務先はホワイト企業、A父はややブラック気味で Aの方が休みがとりやすいため、母親の世話はAがメインになった。 Aは急いで結婚しようとしたが、キープしていた女達は誰もプロポーズを受けなかった。 このへんの話は全部A本人から聞いた。 Aは息抜きと称して飲み会にしょっちゅう来るようになり、愚痴ばかりになった。居酒屋にいた客にAは「あなた最近、長年使っていたものを捨てなかった?」と聞かれた。 Aは身に覚えがあったようで、そいつのテーブルに移って何やかや話をしていた。 結果的に、そいつは詐欺だった。 「使い慣れたものを捨てたせいで祟りが云々。信心してこれを買えば運気上昇」とかなんとか言われ Aは信用して信心グッズを買い、車を売ってお布施してしまった。 詐欺だと気づいたのは逃げられてからで、Aの荒れようは凄かった。 現在Aは40手前で独身で、A父は定年退職し、A母はまだらボケている。 Aは相変わらずホワイト企業勤務だが、休みが多いため閑職にいる。出世の見込みはない。 一時期婚活していたが、以前付き合っていた女とグレードが違いすぎて 「生活のグレードは下げられても女のグレードは下げられない」と名言を発し現在に至る。 普通の人間は幸運と不運が交互に均等になるところを Aは何かの間違いで人生前半に幸運、後半に不運が偏ってしまったように思えてならない。
862 :名無しさん@おーぷん 2016/04/22(金) 12:44:38 ID:pTP
まだらボケ……((((;゜Д゜)))

PickUp!


みんなに読まれている記事